| 炎症性腸疾患友の会 > クローン病とは |
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| ●クローン病とは | |||
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「本疾患は原因不明で、主として若い成人にみられ、浮腫、繊維(筋)症や潰瘍を伴う肉芽腫性病変からなり、消化管のどの部分にも起こりうる。消化管以外(とくに皮膚)にも転移性病変がおこることがある。原著では回腸末端をおかす(回腸末端炎)と記載されたが、その後口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位におこりうることがわかった。臨床像は病変の部位や範囲による。発熱、栄養障害、貧血、関節炎、虹彩炎、肝障害などの全身性合併症がおこりうる。」
クローン病は、1932年に米国ニューヨークのクローン博士が初めて報告した疾患です。消化管に潰瘍(粘膜を越えて腸壁が深く欠損すること)が形成され、その部分が硬化して腸の内径が細くなったり(狭窄といいます)、腸の周囲に膿がたまったりして(腹腔内膿瘍といいます)、腹痛や下痢、発熱などを生じる原因不明の炎症性疾患です。非連続性の病変(病変と病変の間に正常の部分が存在すること)が特徴で、口から肛門までの消化管のどの部位にも起こり得ますが、小腸(回腸)の末端部が最大の好発部位です。また、難治性の痔瘻もこの病気の特徴です。潰瘍性大腸炎と同じく毎年10%程度患者の増加を示しています。
クローン病を完治させる治療法は現在なく、治療の目的は病勢をコントロールし、患者のQOL(生活の質)を高めることにあります。そのために、薬物療法、栄養療法、外科療法を組み合わせ、栄養状態を維持し、症状を抑え、炎症の再燃・再発を予防することにあります。
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